テニスの四大大会のひとつ、
全仏オープンの女子ダブルス3回戦で
試合中に失格処分となった加藤未唯選手。
原因はポイント間に相手コートに打ち返したボールがボールガールの頭部に直撃。
当たったボールガールは泣き出し、試合は中断。
最初は警告を与えられた加藤選手ですが
その後失格処分に変更といったもの。
実際の動画がこちら
https://www.instagram.com/reel/CtE83qvNMm3/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading
思わぬ形で敗退が決まった加藤選手には
海外のメディアや観客からも
「失格はさすがにやりすぎではないか?」
「故意でないのにかわいそう」
などの声が上がっていますが
一部からは
過去にもマナー違反を繰り返しているから今回の処分も納得
素行の悪さが判定に影響したのでは?
などといったコメントもありました。
実際にGoogleで加藤未唯と検索すると
【加藤未唯 素行】
と出てくるので、何かしらの原因があるのでは?
ということで今回は
加藤未唯選手の過去の素行について
全仏オープンでの失格の理由
こちらを探っていきたいと思います。
加藤未唯の素行が悪いと言われる理由
ラケットとボールをスコアボードに投げつけ
2017年の全米オープン予選決勝。
本戦出場をかけた試合で気迫あふれるプレーを見せていた加藤選手。
結果は惜しくも敗れてしまったのですが、加藤選手は悔しさからか
「ラケットとボールをスコアボードに投げつけ」てしまいました。
この行為に関して記者会見では
「試合に負けて、自分のふがいなさにイライラしてしまって、あんな行動に出てしまったので。
それはすごく反省しています。」
引用:sportsnavi
当時22歳だった加藤選手。
勝ち気な性格も重なって他の試合でもラケットを叩きつけたりしていたそうです。
感情のコントロールがうまくなったのか、最近ではこういった行動はしていません。
喫煙疑惑
ネット上では喫煙の噂がよく出てきます。
年齢の上ではなんの問題もありませんが、アスリートとして喫煙のイメージはよくありません。
ただ、この噂には関しては実際に喫煙している写真などはなく信憑性にかけるものです。
喫煙=素行が悪いというのも少しこじつけのような気もします。
全仏オープン失格の理由
テニスではいくつかペナルティになるルールがあります。
時間を守らない
試合の遅延行為
ボールやラケットを雑に扱う
相手選手や審判に対する侮辱行為
試合中にコーチからアドバイスを受ける
スポーツマンシップに反する行為
などです。
警告→相手にポイント→相手に1ゲーム→失格
のように、ペナルティを繰り返すことで罰則が重くなっていくのが通常です。
行為が悪質な場合は一発で失格となる場合があり、今回の加藤選手はこれにあたります。
失格者は賞金や他のトーナメントの出場権を失うこともあり
加藤選手も今大会のポイントと賞金を募集されたことを報告しています。
調査結果
過去には男子のジョコビッチ選手がセットの途中で壁に打ったボールが線審の女性の首元を直撃。
ジョコビッチ選手はすぐに線審の女性を介抱したものの、競技の結果失格となった事例もあります。
それほどまでにボールの打ち込みは危険行為と認識されているので、今回の加藤選手の行動も危険であったと思います。
今回の出来事は故意ではなく、過去の素行とはまったく関係のないものだと感じました。
なによりも疑問なのは、主審が加藤選手に対して最初に与えた警告を覆したことです。
それも相手チームが失格にすべきと抗議した後に覆した、というのが問題だと感じます。
実際に海外メディアを中心に、抗議をした相手チームへの批判が高まっています。
勝つための手段としてスポーツマンシップに反するなどとの意見が多く、加藤選手に謝罪を要求する声も高まっています。
今回のようなプレー外での出来事やマイナスな報道ではなく
プレー内容や結果で加藤選手が注目されて欲しいですね。